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ハタチの時、神戸で暮らしていた。

ハタチの時、神戸で暮らしていて、阪神大震災にあいました。

失うものがない気楽さを感じました。
失うものが何もない寂しさを感じました。

これから、積み上げていくであろうことが重たくも、幸せにも感じました。

例えば、蛇口を捻れば、水がでます。
スイッチを入れれば、テレビがつきます。
信号に青にかわります。

そういった「当たり前と思っていたこと」が、ものすごい段階を踏んで成り立っていることに気づきました。

当日から芦屋の六麓荘(超ド級の高級住宅街)は停電もせずに、明かりが照っておりまして。
「本当のお金持ちはそういうところにお金を使うんだ」と感心しました。

エネルギーが停止した寒さを味わいました。
たった一個のおにぎりが、あんなにおいしいとは。

地面は動かないものと思っていました。
揺れて、何を信じていいのか分からなくなりました。

ものが腐っていく匂いは、人の生きていこうとする気力を奪います。
歪んだ建物をみていると「まっすぐ」とはどういう状態なのか、分からなくなりました。

人魂をみた。
人智を超える存在を認めるようになりました。

人間のいろんな面をみました。
生まれて初めて死の恐怖を味わいました。
自分の小心者さに嫌気がさしました。
それでも生きていこうとする人間に崇高さ、偉大さを感じました。
失うものより、得たものが大きかったです。

でもそれは、わたしが神戸の人間ではなくて、東京の人間だからかもしれません。

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。

このブログ記事について

このページは、keikeiakakaが2005年1月15日 20:45に書いたブログ記事です。

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