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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代  城 繁幸 【本の感想】

この本のタイトルは「昭和的価値観から自由になる生き方」のほうが適切な気がします

ある時代の中で成長をしてきた人は、その時代の価値観を内在します。
著者と私はたぶん同じ学年なので、似たような時代背景で大人になってきたのでしょう。

恐らく、団塊世代の親に育てられたはず。
彼ら団塊世代の時代背景は(もちろん、こうでない人もいるでしょう)は、右肩上がりの時代に一生懸命働いて「おうちにクーラーがやってきた日」「テレビが我が家にきた日」というように、目に見えて生活が向上するのを実感できることが多かったのではないでしょうか?

故に「努力をすればいいことがある(それは嘘とは思いませんが)」「もっともっと上にいける」というような価値観をもつにいたったように思います。

そのような親に育てられ(自分たちがそうだったから、子どもにもそうなってほしい、という願い)そんな価値観に縛られつつも、就職活動や、不景気で「がんばったって、報われなかった経験」をする。
だがしかし、親から受継いだ価値観に縛られ「上手くいかないのは、自分の努力が足りないから?(そういう面もある)」と自分を責めてしまい、生きづらさを味わっているのが著者や、自分たちの世代なんだと思う。

自分が派遣として働きはじめた時の「親に悪い」という罪悪感は、「成人した大人はどこかの会社に正社員として勤めるもんだ」という価値観と、そこに至れない自分を責めた感情だった。でも、なんで罪悪感をもつ?と自問して、自分に内在する「昭和的価値観」に気がついた。

そうやって、リベラルなつもりでも、時代の呪縛に縛られているものです。自分の中の「昭和的価値観」に気づき、生きやすくなるためにオススメの本です♪

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ライフデザイン・人生設計の参考になった本

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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