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他力本願ー仕事で負けない7つの力 押井守【本の感想・レビュー】


最近では「スカイ・クロラ The sky crawlers(レビューを書いています→スカイ・クロラ(押井守監督)を見て考えたこと。)」が話題になった(主に)アニメの映画監督の著書。

彼が「スカイ・クロラ The sky crawlers」を仕上げるために使った「七つの力」を、披露した本でございます。

モノをつくる仕事をしていく上で、本当に大切なことがいっぱい書かれています。
図書館で借りたのですが♪~( ̄ε ̄;) 本屋さんにいって購入しようと決めました。

心をうったのが、「提示力」の中の以下の部分です。

確かに音創りは半ば退屈な作業であり、そこに力を入れずとも、何とはなく映画は完成する。しかし、日々の仕事をほんの少し意図的にすすめることで、仕事の場は限りない訓練の場になりえるのである。

僕のケースで言えば、毎日の締め切りに終われながら撮ったテレビシリーズが、訓練の場となった。忙しいのだから適当にチャチャッとすませれば、それでも現場は回る。でもそんな時に、例えば音のことをほんの少しだけ意識して考え、いろいろなことをやってみたら、忙しいだけの現場がそのまま修練の場になる。僕はそうやって毎週毎週、音のことを考えながらシリーズを仕上げた。その時の経験が今の映画監督としての根っこになっているのと思うのだ。
(略)
つまり、同じ量の仕事をしていても、意識して取り組む人間をそうでない人間との間には、少しずつ差が生まれ、それが蓄積をしていくものなのである。ムダな仕事というものは存在しないが、仕事をムダにしている人はいる。


この部分、ものすごくよーくわかる。流されそうになったら、この言葉を思いだそう。
一般企業でwebの仕事をしていると「ここ更新して」「実店舗が引越しました(既に過去形―(T_T)→)」と、次から次へと更新依頼がきて、時間との戦いです。

目の前の作業をこなしていれば、滞りなく仕事は進んでいきます。
例えば、ユーザビリティだとか、SEOだとか、webにとって大切なことは目に見えません。
そんなコトを気にしたって、周りは評価をしてくれません。
黙々と、周囲の人に喜ばれるような、上司が理解しやすい更新をしていたほうが、かえって評価がよかったりします。
言われたコトだけをこなしていけば、それで日々は過ぎていきます。

そうやって出世をした人が責任者になってしまい、転職してきたweb人が1年もたたず辞めていくというのが、うちの会社の抱えている問題です( ̄- ̄)。私が入社をしてから1年半で4人(ひとりは責任者の嫁になったので、正確に言うと3人)退職をしていきました。

そんな愚痴はさておき。

自分の仕事におきかえると。
更新依頼のはいった部分をいじるだけでなく「SEO対策になるキーワードをいれる」「(言われたことだけでなく)他の部分も更新しなきゃけない場所はないか?」「導線は適切?」「ビジュアルは時代の流れに沿っているか?」「反響獲得につながっているのか」といったことを意識する、というが自分の蓄積になっていくと思う。

この以外にも、仕事をする上で大切なことが散りばめられています。
「仕事で負けない」というより「仕事を楽しむ」ために一読の価値ありです。

スカイ・クロラをみた感想

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押井守監督の本を読んだ感想

凡人として生きるということ他力本願ー仕事で負けない7つの力

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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