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生きさせろ!難民化する若者たち 雨宮処凛【本の感想・レビュー】



この本を読みながら思いだしたのは、今いる会社を退職していったweb担当者たちでした
(ノ_・。)ノ□。


今の会社は、webに関する理解がなく、変な指示をだして無茶な納期を押しつけます。
その結果web人が消耗し、疲弊し、自分をとり戻すために職場を去っていきます。

例えば、「それは、いったいなんのチラシですか?」という意味不明な紙切れを、紙媒体担当者がもってきて(元データなしで)「あさってに開催予定のイベントに人が集まらないから、ネットで集客してよ」なんて真顔で言ったりします。

制作会社に発注すると、5営業日くらいかかります。なのでイベントに間に合いません。
でも、web担当者が自分でページをつくれてしまったりします。 
おっつけ仕事はできるのですが、そんな仕事はしたくありません。
たった、1日、2日ではよべる人数に限りがあります。
いい加減なクリエイティブをして、人がよべないで、その挙げ句ひとに責任を押し付けるような態度に腹が立ちます。
こんな奴の「自分はがんばりました」アリバイのために、工数を使いたくありません。
が「webに掲載することで参加者が増えるかも?」というのも事実で。
しょうがないので、残業をしてページをつくっちゃたりします。

これが「たまーに」なら、気分良く仕事ができます。
が、頻繁に起こると、いい人ではいられません。
「無理です」というのですが、敵も必死です。
結局口べたなweb人が負け、ものすごい業務量を抱え込むはめになってしまします。

そして業務過多に陥り、最後には目が虚ろになって心の病寸前になって退職していきます。

無理なことを「無理」と言えないのは(言ってはいるのだけど認めさせることができずないのは)、確かにその人の責任だったりはします。
受け入れてしまう側にも問題はあります。
「NO」を相手を不快にせずに伝えるのがコミュニケーション力だとも思います。
が、優しさゆえに陥ってしまったことに対し「自己責任」というのは、あまりに情けがない気がします。

この本にでてくる方たちのように「自殺」をするまでに追いつめられずに、会社を辞める選択をするのはよいことなのでしょう。
死ぬまで仕事をする必要なんてないし、スキルがあればwebの仕事なんていっぱいあるから。

が、その決断はどちらに転ぶか紙一重で。
踏みとどまれる「何か(人だったり、目標だったり、夢だったり)」を掴んでおくことがサバイバルするコツなのかもしれません。そんな世の中って、嫌ですね。

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▼雨宮処凛さんの本


ライフデザイン・人生設計に効いた本の感想・レビュー・書評

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この十数年で、「生きる」に付随する様々なハードルが一気に上がった。大学をでて「ど... 続きを読む

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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