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男道 清原和博【本の感想・レビュー】

「和博、俺はな、一生懸命働いて1日1万や。それだけは心してプロに入ってくれよ」

多くは語らなかったけど、何を言いたいかはよくわかった。父は20年もそうやって1日1万円の仕事に汗しながら、僕や家族を養ってくれたのだ。1日1万のお金を稼ぐことが、どれだけ大変なことか。そういうことを息子に忘れて欲しくなかったのだと思う。巨額の契約金を提示されたときも、両親は喜ぶよりむしろ心配をした。息子が金に踊らされるような人間になることを恐れたのだと思う。


たぶん誰にでも、自分の価値観を決定づけた言葉があると思います。

自分の場合、お金の価値観の土台になったのは
母の「分割払いは結局損。いま買えないものはあきらめなさい」
高校の家庭科(1、3年に時に担任もしていただいた)の先生の「『ローン』なんて言うと聞こえがいいけど、結局は未来への借金」
という言葉です。

恐らく「今、手元にあるお金があなたの使っていいお金。『分相応』というもの。もし、借金をして欲しいものを手にいれたとしても、今のあなたに相応しくない。いまのあなたに手に入れる資格のあるものでははない。あなたに似合わない。そういうことを続けると、いま、背伸びをして疲弊するだけでなく、あなたの未来まで消耗します」というようなことを言いたかったんでしょう。

人使いが荒いのだけど、気前のよい派遣先で働いた時に、たいそうな残業代がつき、収入が増えました。
その時に勘違いをせずに、浮かれもせずに「○○円あれば、余裕のある生活ができる。余った分は貯金をしておこう」と思え、大幅に収入がさがるのだけど楽し気な転職に踏み切れたのは、地に足のついたお金の使い方が身に付いていたからだと思います。

清原選手が野球選手として成功できたのは、もって生まれた才能のおかげもあるでしょう。
それに加えて、両親だったり、リトルリーグの監督だったり。
周囲の方たちに大切にされ、かけていただいた言葉を大切にして「ぶれない軸」「ゆるぎない価値観」「地に足のついた生活感」を維持してきたからこその大成なのではないでしょうか。

私は清原選手ではないけれど、やはり、いろんな言葉をいただいて成長(増長とも)してきています。
きっちり言ってくれた大人たちに、改めて感謝の気持ちを思いだしました。

自分の軸ってなんだっけ?
そう思った時に読むとよいでしょう。

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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