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この世でいちばん大事な「カネ」の話 西原理恵子【本の感想・レビュー】



サイバラとの出会いはスピリッツに連載されていた「ぼくんち」。


「なぜ青年誌に掲載されている?」と思う絵本みたいに可愛らしい絵と
「ひさんな現実」を笑いで包んでいるシュールさに惹かれ、毎週立ち読みをして(* ̄Θ ̄*)単行本になると購入していました。

時が経ち。
サイバラは、いくつかの賞をとりました。
でも、サイバラは、サイバラのままです。

この本では「カネ」を主軸にサイバラの半生が書かれています。

人が人でなくなるのをつぶさにみた10代、
絵を描くことで稼げるようになっていったこと、
アジアで見る子どもたちの現実
など客観的にみると「希望のない」状況を
かんたんな言葉で、笑いをおり混ぜながら、描いています。

「どうやったらお金を増やせるか?」といったハウツウ本ではありません。

サバイバルしていくために、しておいたほうがよいこと、
知っておいたほうがよいことが「カネ」を中心につまっています。

たいていの人は生きていると
ココロが風邪にかかってしまったり、
「どちらの道にいこうか?」と迷う瞬間や、
魔がさしたり、
腕一本で崖っぷちにぶらさがっているような状況にでくわすものです。

私も1度目の転職をしたあとに危険なときがありました。

朝起きたときに、ビールの空きカン(しかも、ロング缶)が数本部屋の中に転がっていたんだよね。
最初の1本を飲みはじめたのは覚えている。
が、追加分を買いにいったり、何本も飲んだ記憶はまったくない。
狐に包まれたような気分でした。

そんな日が数日続いた時点で「ストレスをためて、お酒に逃げていたんだ」
ということにやっと気がつきました(T-T*)「このままいったら、アル中一直線じゃん」とも。

アリ地獄の淵まできてたね。あれは。

頭に浮かんだのは、
親の顔や、新卒入社をして7年いた会社の人たちのことや、友達のことでした。

そこで、やっと自分と向合いました。
その時点でだした結論が「会社を辞めよう」でした。
辞めたって、しばらく生活をしていける
貯金をもっていたのも大きかったでしょう。
親だって、まだ元気だし。。。

できる限りの誠意を尽くして、転職先の会社を辞めました。

今でもあの決断は正しかったと思う。

もし、気がつかずに、ストレスの多い生活を続けていたら、追加のお酒を買いにいくときに車にひかれていたかもしれないし、廃人になっていかもしれません。

そういった「危険なとき」に、少なくとも変な方向にいかないように自分をふみとどめるのは幼い頃にかけてもらった何気ないひと言だったり、普段は気にしていない人の存在だったり読んできた本の言葉だったり、何気なくきいていた歌の歌詞だったり、築いてきた金銭感覚だったり、自分の中にある蓄積なんだと思う。

で、そんな蓄積を崖っぷちでぶらさがっている状況で
貯めようとしようとしたって遅い訳で。

本の読む余裕のあるうちに、「カネ」に関するサバイバル術を身につけ、破綻のない人生計画をたてましょう。

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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