ライフデザインTOP> 本の感想・レビュー・書評TOP > 経験から学ぶ > 希望格差社会 山田昌弘【本の感想・レビュー】

希望格差社会 山田昌弘【本の感想・レビュー】

ニューエコノミーの「負け組」とは、単に生活ができなくて、住居がなくなったり飢えに苦しむ人ではない。「生活に希望がもてなくなっている人」である。...ニューエコノミーが、平凡な能力の持ち主から奪っているのは「希望」なのである。


企業内でwebのお仕事をしていると、広告表現を決める場面があります。
ターゲットのもつ価値観や、考え方を理解していないと陳腐なものになってします。

たいていバブル世代の方たちが変な方向にもっていくんだヽ(ー_ー )ノ

山田昌弘氏の言うように「将来が今よりよくなる」と信じられること、が「希望」なんだと思う。

バブル世代の方たちは何の疑いもなく、無邪気に希望をもつことのできた最後の世代のような気がします。
例えば「平凡な能力の持ち主」はケータイの進歩によって、生活がよくなったことを実感しています。

  • 彼氏から電話がかかってきて親がでてしまった時の微妙な煩わしさ
  • 待ち合わせの時間に遅れるってことを、相手に伝える
  • 急な用事に相手をつかまえる

「ケータイでいろんなことができるようになった。これからもますます便利になるはず」など、技術の進歩によって、今日より明日がよくなる!というのを、当たり前に信じることができる訳です。

が、イマドキの若者になると、モノゴコロがついたときから、ケータイなんて当たり前にあったわけで。

景気の悪い時代に「世の中がよくなった」という実感をもてないまま育っているため、「これからよくなる」と思えないのだと思う。

そういう「世代によって異なる考え方」「停滞感」がバブル世代には掴めておらず、へんてこな表現をし続けています。

上の世代には「イマドキの若者」のマインドを掴むために、下の世代には「自分のおかれている状況」を把握するために、おススメです。

★Amazon「希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く (ちくま文庫)
★楽天「希望格差社会
ライフデザイン本・人生設計本の感想・レビュー

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://life--design.com/cgi-bin/smileserver/mt/mt-tb.cgi/968

コメントする

keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


アーカイブ