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敗走記 水木しげる【本の感想・レビュー】




もし これが戦争でなければあたたかくむかえてくれるであろうが ここは軍隊である
かくごは できてるだろうな

最近、水木しげる氏の戦争体験に基づいた作品を読んでいます。
ごく普通の人間性が「戦争」において、いかに損なわれるかが、如実に描かれています。
その様子が、引用した台詞に現れています。

敵の急襲にあい、命からがら中隊に逃げてきた水木兵が、小隊長にかけられた言葉です。

「よく生き延びた」ではなく「かくごはできてるだろうな」と。

このとき水木氏に声をかけた小隊長にしても、頭ごなしに「覚悟しろ」と、自決を強いたわけではなく「軍隊だから」と前置きをして、「敵が上陸してきたらまっさきに突撃するんだぞ」と言ったのみで、実質的に水木氏を「おとがめなし」にしたので、良心的な方だったのかもしれません...。

でも、そんな「良心的な小隊長」に、ぼろぼろになった兵士に、そういった言葉をかけさせざるえない「戦争」って何なんでしょうね?

人がまっとうな人間性を発揮できない「戦争」という状況をつくっちゃいけない、と思いました。


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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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