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ボトルネック 米澤穂信【本の感想・レビュー】




岐路。
サキの言葉の中で、その単語だけがぼくの頭の中でリフレインしている。岐路。分かれ道。...あの夜は、必然的にそうなるしかなかった通過点ではなく、分岐点だったと言うのか。

......どうしようもないことであれば、ぼくは何でも受け入れることができる。だけど。
こんなことは。

家庭環境から、いろいろなことを「どうしょうもないこと」として受け入れ、「何でもない人」になってきた高校生のリョウ。

リョウは、自分の代わりにひとつ上の姉:サキが生まれた世界に迷いこみました。
同じ環境で育ったサキは「オプティミスト」としてサバイバルしてきました。
「リョウ」「サキ」が存在した(する)結果で、影響で、それぞれの世界は異なっています。

サキの世界をみたリョウは、何を思ったか。。。

たいていの人がそうなんだろうでしょうが、自分はリョウでもあるし、サキでもあります。

生きていると、理不尽なことに出会います。
よっぽど自分の許容範囲を超えない限り「ぎゃーぎゃー騒ぎたてるのは、みっともない」と大人になって受け入れたり、受け止めたり、受け流したりしがちです。

そうやっているうちに、ちょっとずつ、ちょっとずつリョウのように「何でもない人」に陥っていきます。

ただ、何かが起きたときに、受け入れる前に、もっている知識をもって最大限思考をして全体がいい方向にいくことを考えるのが、サキのような「オプティミスト」なのでしょう。

最近、そういった「思考すること」を忘れていました。

サキのように想像力を巡らせて、どうでるかを決めるようにいたします。ハイ。

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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