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二十歳の原点 高野悦子 【本の感想・レビュー】




独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である

1969年6月に自殺をとげた女子大生が、最後の半年につづった日記です。

高校生の時に、夏休みの課題図書になっており「ちょっと年上のお姉さんのこと」として読みました。
当時の私が何を思ったか、まったく覚えておりません。

高校生から20年以上生きて、現在、人生の岐路にたっているので、もう一度読んでみることにしました。

「二十歳の原点」を読み、思いだしたのは、自分にとっての『二十歳の原点』とも言える経験です。

私は二十歳の頃、神戸に住んでおり、阪神大震災にあいました。
余震が続いて、寒くて、混乱して、呆然とする中「どうやって、生延びようか?」を考えている自分に気がつきました。

それまで「生」に執着しているつもりはまったくなかったので「私って、生きたいんだ」と自分にびっくりしました。

「生きたい」という、自分のうちなる声に気がつきました。

亡くなった知合いも、何名かいます。

なぜ、その方が死ななくてはならなかったのか?
なぜ、私が生きているのか?

その理由は、未だにわからないし、誰にもわからないでしょう。

生きていることは、それだけですごいことで、何らかの力によって生かされている、とも思いました。
「生かされている」なら、私が存在する理由もあるはずだ、と。

そうした「生きることへの肯定」が私の二十歳の原点でした。

だから、私は36歳まで生きてきたし、これからも自殺はしないでしょう。

高野悦子さんは「人間は他者を通じてしか自分を知ることができない。悲劇ではないか」とおっしゃっています。

私は高野さんの「二十歳の原点」という「他者」を通じて、自分の「二十歳の原点」に気づきました。

数十年経って「自分の原点は?」「軸になっているものは?」を再確認するために、また読み返すでしょう。

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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