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イズァローン伝説 竹宮 惠子【本の感想・レビュー】

カウス待っている 先の国で... 先の時代で... 先の世界で...

大泉サロン出身:竹宮 惠子先生の著作を「電子ブック(37作品が読めます)」で読みました。

一言でいってしまうと「人間」と「魔」の戦いを壮大なスケールで描いた作品です。

それを、イズァローン王国の王位継承問題、ふたりの王子の愛と性とを描くことで、現実感のあるお話にしています。

最後はティキア王子が「愛」によって魔を抱き込み、一緒に閉じこもることで、人類を救いました。
まだ若いのにー。
自我を超越した決断に、ただただ、頭がさがる思いです。
ティキア王子の人類越えをした広きココロに、圧倒され、言葉をなくしました。

ただ、そうした「人間離れした心の広さ」より、私が共感したのが、ルキシュ王子が『真の王』になろうとする姿なんだよね。

だってさ。
前王のメッセージには「ティキアが男性になった場合は、ティキアが王」「ティキアが女性になった場合は、ルキシュを王にしてティキアが支えなさい」とありました。

要約すると「前王亡き後は、ティキアが中心に国を回してね。ルキシュは、ティキアをサポートするんだよ!ルキシュが中心になることなんて、ありえないから」ってことじゃない。

それでも、ことのなりゆきで、ルキシュ王子が王になってしまうのさ。

本人も「本当に自分でいいのか?」「ティキアに戻ってきて代わってほしい」と、悶々と悩むの。

さらに追い討ちをかけるように、初恋の人が王妃になった!と喜んだのも束の間。
フィレア王妃にも拒絶され。

フィレア王妃の元恋人を直属の臣下として、そうとは知らず受け容れる、など、「なーんでこんなことになっちゃうんだろう!」というよくないことが、これでもか!これでもか!と、てんこもり。

それでも運命を受入れ「王」になろうとする健気な姿勢にやられました。

竹宮 惠子先生の作品の素晴らしさは、どちらかというと「悪役」的なキャラにも、人間性をきちんともたせているところではないでしょうか?

壮大なテーマを考えるもよし、キャラに共感するもよし。
いろんな楽しみ方のできる作品です!

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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