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ゲゲゲの女房 武良布枝【本の感想・レビュー・書評】


人生の入り口での状態は、といえば、水木も私も、お世辞にも幸運だったとはいえないでしょう。でも、「いろいろなことがあったけれど、幸せだ」と素直にいえるのは、「水木が自分自身を信じ続けて、私も水木を信じ続けてきた」からだと思います。自分が選んだ道をひたむきに生きていれば「来るべきときが必ずくる」とふたりとも信じていたのです。

ゲゲゲの鬼太郎」の作者として知られる水木しげる氏の伴侶(ゲゲゲの女房)が、人生の入り口から、今にいたるまでの3/4生を語った本です。

布枝さんの幼い頃から、水木しげる氏とのであい、極貧生活、水木氏のマンガが売れるようになってきた時、激務が続いた日々、そして、ゆったりとした時間の流れる今、を平坦な文章でたんたんと綴っています。

水木氏と結婚を決めたのは「そうするしか選択肢がなかったから」とおっしゃってます。

一昔前なら「人生の選択肢」は限定されていたように思います。
地方の女性なら、特別な能力がない限り、ある一定の年齢になったら結婚するしか生きていく術がなかったのではないでしょうか?
相手にしても、生まれ育った家に見合う方を、親戚や、ご近所の方の紹介で決めて...、と限定された選択肢の中から決断をして、一緒に生活を築くうちに愛情が育まれていく、という考えだったようです。

決断が先にあって、自分の決めたことに対して、ひたむきに生きていた訳です。
だからこそ、「くるべき時がきた」のかもしれません。

ところがどっこい。
今は、大多数の凡人にもたくさんの選択肢があります。
「職業選択の自由」だったり、「結婚相手を探す自由」だったり、「一生を独身で貫く自由」だったり。

優劣がつけがたいのだったら、とにかく何かを選んで、愚直に進めばいいだけなんですよね。
決めないから、先に進めず、何も得られないのでしょうね。

選択肢が少なかった時代とは言え、布枝さんの「受け入れる力」「決断した道(人)を信じる力」はすごい!
布枝さんが天から授かった力です。

「生き抜く力」が突出した水木さんを、布枝さんが、「なんとなく、うまくやっていけるだろう」と受け入れたからこそ、水木氏が力を発揮し、数々の作品を世に産みだすことができたのでしょう。

自分がもっている力は何で、どんな力を組み合わせれば、最大のアウトプットができるのでしょうか?そんなことを真剣に考えました。

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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