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インテリジェンス 武器なき戦争【本の感想】 手嶋龍一 佐藤優


精査し、裏を取り、周到な分析を加えた情報。それがインテリジェンスです。ちょっと聞きかじっただけの素材は、インテリジェンスには昇華されていない。

2006年11月に出版された本ですが、古さを感じさせません。

NHKの海外特派員として、多くの「インテリジェンス・オフィサー」とであってきた手嶋氏と、日本外務省きっての情報分析のプロ佐藤氏の「日本のインテリジェンス」についての対談本です。

「国益を左右するインテリジェンスを掴み、上層部へ進言できるインテリジェンス・オフィサーを育てる仕組みをつくろう」という国家レベルの壮大なお話をしております。

自分とは遠い世界のお話のように思えますが、「情報の扱い方」としてみると、日常生活にあてはまることが多いです。

ネットの普及によって、個人が手に入れることができる情報は暴発的に増えているのが、皮膚感覚で分かります。

「出先でご飯を食べよう!」と思った時に、ネットで「○○(エリア名) ランチ」と検索すると、ものすごい数がヒットします。
ちょっと前なら現地で「この店良さそう」とカンで選ぶしかなかったのに、今は「ENTERキー」をタンと押すだけで、Googleプレイスだったり、グルメサイトのレビューだったり、個人のブログだったり、玉石混合の膨大な情報がリストアップされます。

手嶋さんや、佐藤さんの言う「ちょっと聞きかじっただけの素材」がてんこもりです。

これだけの情報からおいしいランチにありつこうと思ったら、情報を吟味するしかありません。

お店が掲載している情報なら文章や、画像から、その店の雰囲気を掴み、レビュアーがアップしている情報なら、その方が、妥当な評価をする方なのか?自分の好みとあうのか?等を分析して、精査をします。

最終的には、「この店にする!」と選択をして、レビュアーさんの掲載している内容の裏をとって、次に活かす、というようなことをする訳です。

ここまで、情報を吟味しないと、おいしいランチにはありつけません(涙)
検索する前に、匂いだとか、雰囲気だとかで決めたほうが、早い気もします。。。

どんな情報であるにせよ、「何が言われているか?」より「(匿名であるにせよ)誰が何を言っているのか?」が精査の基準になります。
結局は「人」なのでしょうね。

ランチなら「失敗しました」ですむ話ですが、国益に関わることはそうはいきません。
日本がサバイバルするために、存在感をだしていくためにも、「情報の目利き」を育てていくことが必要なのでしょう。

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▼佐藤優氏の著作

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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