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一日一生 天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉 【感想】

すぐに分からなくていい。時間がかかってもいいから、自分が実践したみたことや、体験したことの意味を、大切に考え続けてみるといい。「ああ、あれはそういうことなのかもしれない......」と思ったとき、自分のものになっているのに気づくだろう。

一日一生」は約7年かけて約4万キロを歩く荒行「千日回峰行」を、一度ならず2度万行された大阿闍梨が書かれた本です。

ふつうのお坊さんではなく、歴史の教科書にでてくる比叡山のお坊さん。
しかも、『大』がつく阿闍梨(≒衆僧の模範となるべき高位の僧侶)。

新聞の書評欄をみて「すごい人オーラ」を感じたので、著書を読んでみました。

実際に読みすすめると、拍子抜けするくらい、素朴でかんたんな語り口調で書かれています。
まるで、ご近所や、親戚のおじいちゃんとお話をしているかのような錯覚に陥ります。

酒井氏がこれまでの人生の中で「感得」した言葉が、脳みそや、心にじんわりと染渡ります。
「感得」とは、起こったこと、体験したことを、自分なりに消化して、心の糧にすることです。

何かを「感得」するまで時間がかかる、というのはよくわかります。

高校時代に物理の時間に「音の共鳴」を習いました。
その時は「?」でしたが、20歳になってバイク乗りになって、エンジンの音をきいたときに「こういうことなのか」とやっと自分のものになりました(T^T)

ある知識に触れて、「感得」するまで、3年近くかかった訳です。
そんなことが無数にあるはずです。

ただ、真摯に生きていれば、「音の共鳴」も自分のものにできたように、自分に起こったことの意味も、無駄に思えたことも、自分がそうと気がついていないだけで、「感得できる」日がくるはずです。

そう思ったら、生きていくのが楽しくなってきました!

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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