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「気だてのいいひと」宣言! 香山リカ 【本の感想】

「ささやかなふつうの生活」は、「気だてのよさ」に代表される人間的な価値を全面的に捨て去った上にしか築くことができない。そう思いこんでいるひとが多い、ということだ。しかし、そうやって働き続けても、「ふつうの生活」は、一瞬、近づいてくるかのようには見えるものの、結局は自分が過労で病に倒れたり、死に追いこまれたりしてしまう。すると、それはもう「ふつうの生活」とは言えないことはあきらかだ。

がんばっても報われずに(と、少なくても本人は思っている)精神を病んでしまった人たちを見続けきた香山リカさんの近著です。

表紙は「だめんず・うぉ~か~ 」の倉田真由美さん。

「気立てのいいひと」宣言!という潔いタイトルと、どこにでもいる薄幸そうな女性のイラストの奇妙なバランスに惹かれて、「本が好き!」さんの献本に申し込みました。

競争社会、成果主義の拡大で、ギスギスしたり、病んでいく社会を救えるのは、「気だてのいいひと」で、自分自身も「気だてのいいひと」になることで、こころに余裕をもてるようになるでしょう、というのが「「気だてのいいひと」宣言!」の中身です。

それでは、「気だてのいいひと」は、具体的にはどんなひとなのでしょう?
わたしなりに考えました。

有名人の例だとですね、柔道のヤワラちゃんなんて「気だてのいいひと」代表だと思います。

ヤワラちゃんは、言わずと知れた柔道の選手で、ものすごい実績を残しています。
しかもね、恋もちゃんとして、高年収の、性格のよさそうな夫を手にいれました。
仕事に、恋愛に、全方向にがんばっているように思いました。
(実際、がんばっていたのでしょうが)

そして、あの結婚式。
なんというか、一生懸命さが空回りしている気がしました。

このひとにもできないことがあるんだ!と安心して、微笑ましく、いとおしく思いました。

彼女に軽い反発を感じていたのですが(ジェラシィかも?)、あの結婚式をみて彼女のことを大好きになりました。

そして、柔道を引退して。
スポーツだから、限界がわかりやすいのかもしれませんが、期間を区切ることを知っているわけです。

「気だてがいい」っていうのはたぶんこういうことなんだと思う。

全方向でがんばり、結果をだし続けるなんて無理です。
いいもの、突き抜けたものをもっていれば、「できないこと」はあっていい。
あのヤワラちゃんにして、できないことがあり、もっていないものがありました。

しかも、「できていない」「もっていないこと」に、気づいてなさそうです。
そういうゆるさがいいですよね。

ある部分はがんばっても、ある部分は「気にしない」わけです。
そういう天然さも生きるうえで必要です。

また、がんばりつづけるなんてできないので、ある時期がきたら、あっさり、きっぱりがんばることをやめることも必要です。
そして、別のこともはじめればいいでしょう。

いつまでも、どこまでもがんばろうとするひとって、みてて痛々しいですよね。。。

「気だてのいいひと」というのは、ある部分、ある時期はがんばっても、それ以外は気にしない人なんだと思う。

なぁんだ、わたしすでに「気だてのいいひと」だ!と前向きな気分になりました。

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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