修羅場が人を磨く 桜井章一

雀鬼会を始めた頃、私のもとに集まってくる若者たちはみな「勝つ」麻雀を目指していた。
勝ちだけを欲する若者たちの麻雀は、現代社会の有り様を見事に反映していた。どの道場生も「得る」一辺倒で「捨てる」ことをしない。
麻雀の上手い、下手というレベルの違いがあっても、彼らの麻雀の本質はみな同じだった。
麻雀に強くなるのも、修羅場に強くなるのも、人間として強くなるのも本質的には同じである
以上、引用
麻雀の裏プロ界で20年間無敗を続け「雀鬼」とよばれた桜井章一氏が「修羅場」について語っている本です。

例えば、「ゲームの攻略本」が存在するでしょ?
この場面にきたら、このボタンを押すと、武器がGETでき、その武器を次の画面で使うとクリアできます、というようなことが書いてある本です。

仮に「ゲームの攻略本」の「人生版」があったとして、そうものを求めているなら「修羅場が人を磨く (宝島社新書)」は違います。

麻雀に強くなる≒修羅場に強くなる≒人間が強くなる、というようなことをおっしゃっています。

「勝つための麻雀」を「恋愛を成就させるためのダイエット」に例えると、さらにわかりやすくて。

恋愛を成就させるために、女性誌の記事を熟読し
ファンデーションは○○を使って、お洋服は△△(ブランド名)をきて、□■(高級ブランド)の時計をつけました。
素敵なレストランに行って、すすめられたお料理を注文して、教えられたままの仕草をして...。

それでその場は凌げるのかも知れませんが、
「恋愛を成就させるため」にやっていることなので、
本当の意味で素敵な人間になっていません。

遠くから見たらよいのでしょうが、至近距離でみると、
おバカで、おデブで、肌がきれいじゃないから、ちっとも素敵にみえません!と言う感じかしら?

本当に素敵な人間になるためには
栄養をとって、水分補給をして、睡眠時間を確保して、へんてなことは食べないで、適度な運動をして、教養を身につけ...という生活を毎日継続していく必要があります。

でも、それはたいそう大変なことで。そんな大変なことはしたくないわけで。
だから「攻略本」「裏技」が求められるわけです。

桜井章一氏をはじめ、「スゴい諸先輩」の本を読ませていただき、気がついたのが、
「人生の攻略本」「人生の裏技」なんてものはない、「神本」は存在しない、ということです。

ある考えに基づいて、日々地道な努力をするしかないのだな、と。

だとすると、「修羅場が人を磨く」のではなくて
「日常が人を磨く。磨き続けると、修羅場がきても瞬時に決断できるようになる」
が、この本の正しいタイトルなのかもしれません。

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桜井章一氏の本を読んだ感想

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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