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友情 武者小路実篤原作(コミック版)

友は最後の苦い杯をのむことを運命から強いられて そこで彼は本当の彼をして生きるだろう......!!
彼は孤独の道に神の言葉をきく!僕のわきには天使が居て僕をなぐさめ僕に勇気を与えてくれる......!!
自分は反って今後の「彼」がこわい......しかし自分も負けてはいないつもりだ......!!(引用)
文豪:武者小路実篤の「友情 (新潮文庫)」をコミックにしたものです。 最近、このシリーズにはまっています(汗)

友人同士の男性ふたり(野島と大宮)、女性ひとり(杉子)のよくある三角関係のお話です。

野島が杉子に恋をします。
大宮は、自分が杉子に恋をしているのに気がつきつつも、
野島と杉子が相思相愛になること望みます。

しかし、杉子が大宮に恋をして。
大宮は、悩みつつ、野島との友情より杉子への思いをとります。

話としては、美しいのですが、もっと正直に、ざっくばらんに、フランクに生きればいいのに。

大宮が自分と杉子の気持ちに気がついて時点で
野島に「実は...」と打明けていれば、傷はもっと浅くて済んだ気がします。

この前読んだ「野菊の墓」もそうなのですが、
昔の方は「世間体」とか「常識」だとか「戒律」だとか「規範」だとかで自分を縛っていた気がします。
「年上の嫁はみっともない」「友情が何より大切」など、わからないでもないのですが、
何だかなーという価値観、考えです。
もしかすると古きよき「日本の美意識」なのかもしれないのですが。

「そういう昔ながらの価値観、考えが人間を不幸にすることもあるよね」ということに気がついて
徐々にあけっぴろげな世の中になってきたのでしょう。

野島も大宮も、この経験を糧に大きな人間に成長してほしいものです

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keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


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