クリエイティブワークを深めるの最近のブログ記事

ものを捨てるのはその一歩である。「もったいない」をより前向きに発展させる意味で「捨てる」のである。どうでもいい家財道具を世界一たくさん所有している国の人から脱皮して、簡潔さを背景にものの素敵さを日常空間の中で開花させることのできる繊細な感受性をたずさえた国の人に立ち返らなくてはいけない。(引用)

日本を代表するデザイナー:原研哉さんの近著です。

わたしも「どうでもいい家財道具」を所有しているひとりで、ただ、少しづつ「捨て」るようにしてきました。
掃除機、炊飯器、最近では、地デジ化しないでテレビを捨てました。

例えば「炊飯器」を捨てることで、「お米をお鍋で炊いて食べる楽しさ」を得た気がします。

お鍋にお米をいれて、水を加減していれて、強めの中火で、炊いて、沸騰をしたら、
弱火にして、パチパチという音がしてきたら、火を止めて蒸らします。

「パチパチ」という音に気がつく「繊細な感受性」または「おいしいものが食べたい!という食い意地」が育った気がします。
自分のある部分が覚醒したのです。

また、一回に少量のみ炊くので、お鍋で炊いた方がおいしいです。

「水分をもう少し飛ばした方がよかったかしら?」「ちょっと固かった」など
お米を炊くのがそれだけで、エンターテーメントになりました。

原さんのおっしゃる
「ものの素敵さを日常空間の中で開花させることのできる繊細な感受性をたずさえた」
人に一歩近づいたのでしょう。

昔の方は米たきでも「そうするしかない」から「鍋でたいていた」のでしょうが
現代人は「他の楽できる方法もあるけれど、あえてもたない選択」をしなくてはなりません。

最初からもたない、あるいは、
「何となく所有してきたもの」を「捨てる」という選択になります。

「ものをたくさん所有すること」=「豊かな生活」と思っていたのですが、
実際には「どうでもいいものを所有していること」で、失っている楽しみも確実にあります。

「捨てること」は「もったいない」気もするのですが、そこから得るものはたいそう多いです
(不要物が発生しないように、ものをつくる時点、買う時点で吟味することが前提ですが)

ちょっと読んでは自分にあてはめ、考えるので、なかなか先にすすみませんでした
それだけ、考えさせてくれる本です。

所謂「デザイナー」という職業の方だけではなく、誰が読んでも触発される一冊でしょう。


Amazonで「日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書)」の詳細をみる
楽天で「【送料無料】日本のデザイン」の詳細をみる

原研哉氏の本を読んだ感想

日本のデザインポスターを盗んでください+3


▼原研哉氏関連の本


ライフデザインに効いた本一覧

| コメント(0) | トラックバック(0)
  1. 商品の便益に関連しそうな、世の中の「関心事」を調べる
  2. 商品の便益を世の中や消費者の関心に合わせて翻訳する
  3. その二つを結びつけ、テーマを設定する
  4. テーマを「ニュース」にするための材料を用意する
  5. テーマを広げるための具体的なPRプランを策定する

「空気をつくる」「世論で売る」という題名に惹かれ「本が好き」さんから「タイトル献本」をしていただいた本です。

webの仕事をしているので、いかに自社のよさを、ユーザーに届けるか?伝えるか?ということに興味津々なのです。

本のタイトルの「PR」ってそもそも何?ということから、はじめてくれます。
「PR=Public relation=パブリック リレーション」のことで、世の中と関係性のことです。

意図的に、世間との(よい)関係をつくっていくこと=PRと言えるでしょう

だとすると所謂「広報」と「広告」の違いなんて、ないも同然ですよね?( ̄◇ ̄;)
「世間との関係をつくる」ために、ニュースリリースを配信して、メディアに取りあげてもらったり、広告枠を購入して、消費者にラブレターを送ったり、webサイトでブランディングをしたり、刈取りをしたりする訳です。

ただ、今までの経験からして、広報・広告担当者にこうした「世間とのよい関係を築くために何をしたらいいのか?」という発想で仕事をしている方は少ないような気がします。

「ニュースリリースを配信してどこにとりあげてもらうか?」「こういったターゲットだから、この広告枠を購入しよう」「リスティングのキーワードはこうしよう!」など、自分の担当する分野の中で、最大限の効果を上げようとがんばっています。

それはそれで間違ってはいないのですが。

本来なら「世間に自社のよいものを理解してもらうには、何をしたらいいか?」に始まって、それならこういったことをして、マスメディアに取り上げてもらっては?ターゲットが読みそうな雑誌に取材をしてもらえたらな。そうなると、ネットの広告でこんなキーワードで検索が増えるので、SEO対策を今からしておこう!など、つくりたい関係によって、コミュニケーションプランを立てていくのが本来です。

でも、そうならないのです。何故か?
「広報」「広告」「web」などの部署間の壁が、ベルリンの壁並みの強固さだったりするからです。

紙媒体の担当者が「URLをチラシに掲載したら、webの数値になるからのせないもん!」などと平気でおっしゃっているのを耳にしたことがあります。

結局なんでも「人」次第なんですよね(苦笑)

仕事をしている中で「?」と思っていたことを、言語化していただき感謝感謝です!!

★楽天で「【送料無料】戦略PR新版」の詳細をみる
★Amazonで「新版 戦略PR 空気をつくる。世論で売る。」の詳細をみる

「可愛い」とか「楽しげ」というのはあくまで言葉での形容にすぎない。目尻の皺、口元の表情、首の傾け方など、作画に必要な具体的な映像としての資料がきちんと揃っていないと、リアリストであるカンプ・ライターは、仕事ができない。その辺りをいい加減にしておいて絵の仕上がりに不平を言うのは明らかにディレクターの失態である。

デザイナーの大御所とも言える原研哉さんが、30代前半に書いた随筆集を、50代になりエッセイを「+3」した本です。

原研哉さん30代前半に書いたものなので、デザイナー・ディレクターとして駆け出した頃の体験が土台になっています。

一般企業のweb担当をしている自分にあてはまるところが多いにあり「うっ。」「あ。」「いたっ。」と思いながら読みました。

「ものつくり」というと、クリエイターさんが神がかりな才能でいっきに仕上げる!的なイメージがあるかもしれませんが、実は、とっても論理的で、地味な工程の連続です。

そもそも、何かをつくるときには多くの人が関わっています。
関係者の間に「目指すべき方向」の共通認識が形成でき、それぞれが自分の果たすべき役割を、全体と、向こう三軒両隣を気にしながらまっとうする体制ができれば、たいていのことはうまくいきます。

ディレクターさんのお仕事は、「こうするんだー!」という強い意志をもち、「目指すべき方向」をあらゆる手段(ビジュアルだとか、言葉だとか、動きだとか)で、関係者に伝え、工程を進める方たちの仕事が円滑にいっているか気を配り、着地点まで、ものづくりを押し進める、引っ張っていくことでしょう。

私も、一般企業のweb担当者として、そんな役割を求められています(汗)

でもさ。
そんなにうまくいかないのさー。

うまくいかないときは、たいてい2パターン
==========================
1)自分のなかで、曖昧な点が残ってしまうこと
2)関係者に共通認識をつくることができないこと
==========================
「今回は、今回は」と思い前に進んでいるのですが、苦い失態だらけです(涙)。

この本を読むと、自分のいたらなさ、配慮のなさに痛い思いもしますが、感銘も受けます。

「ものづくり」にたずさわるすべてのひとに薦められる本です!

楽天で「【送料無料】ポスターを盗んでください+3」の詳細をみる
Amazonで「ポスターを盗んでください+3」の詳細をみる

原研哉氏の本を読んだ感想

日本のデザインポスターを盗んでください+3


▼原研哉氏関連の本


ライフデザインに効いた本一覧

| コメント(0) | トラックバック(0)
数え上げればきりがありませんが、読者のリテラシーを無視した展開をしないためには、「親切を第一の旨とする」ことです。自己中心的な思い込みやマンガ言語慣れを内省し、オーソドックスを怖がらずに、作品づくりに臨んでください。


少女マンガ界の大御所、重鎮で、かつ京都精華大学マンガ学部の教授でいらっしゃる竹宮惠子(竹宮恵子)先生が「後輩たちに教えられることがあるなら...」と書いたマンガの教科書です。

竹宮先生が、漫画家生活の1/4にあたる10年をかけて体得した「物語制御」を惜しげ無く、後輩たちに伝えています。

「伝えたいメッセージがあって、それをマンガという表現手段を通して、どのように受け手に届けるか?そのために、何が必要か?」ということを、概念・抽象的な話や、具体的な事例を通して提示してくれます。

『マンガ』の部分を「web」に変えると、私の仕事「webを利用して会社のPRをする」にも通じるものがあります。

竹宮先生がおっしゃる「親切を第一の旨とする」のは、本当に大変です。

「親切」のつもりであれこれ説明をいれると、「文字ばかり!」になり、「これくらいならわかるだろう」と省略すると「不親切」になってしまいます。

そういう状況をわかった上で「じゃあ、どうすればいいのか?」を「具体的な事例」で教えてくれます。

マンガを志す方たちだけではなく、「表現を生業とする方」すべてに効く本です!

楽天で「【送料無料】マンガの脚本概論」の詳細をみる
Amazonで「マンガの脚本概論」の詳細をみる

竹宮 恵子先生の作品一覧

竹宮惠子(竹宮恵子)先生のマンガの感想・レビュー

風と木の詩地球へ…ファラオの墓天馬の血族エルメスの道イズァローン伝説


竹宮惠子(竹宮恵子)先生の本の感想・レビュー

マンガの脚本概論


▼竹宮惠子(竹宮恵子)先生関連の本


【電子書籍/電子コミック】で読むことができる竹宮恵子先生の作品

ライフデザイン・人生設計に効いた本一覧

| コメント(0) | トラックバック(0)
42歳ではじめて買ったギブソンのギターを、中学時代の自分に見せてやりたくなった。

博報堂出身のクリエイターさん箭内(871)さんの語録(569)集です。
クリエイティブワークの極意らしきものだけでなく、「はっ」とさせられる言葉がチョイスされています。

引用した569を読んで、別府(大分)で地獄めぐりをしたときのことを思いだしました。

学生時代に九州にツーリングにいき、お金がなく、思う存分見学できずに、涙をのみました。
それから、10年ちょっとのときを経て、社会人10周年&転職記念に阿蘇にツーリングにでかける機会をつくりました。

当然「別府温泉地獄めぐり」のリベンジ企画も日程にいれます。

リベンジ完了報告ブログに「学生時代の悲しい気分の自分に『10数年後にはリベンジできるから』と声をかけ、抱きしめてあげたいものです。」と書いてありました。

偉人と同じような感想をもてて、幸せです(-^〇^-)

箭内さんも「中学生の頃の自分のカタチ討ちにつきあっている人生じゃないか」と、というようなことをおっしゃっており、首をふんふんと縦にふりました。

そうだよねぇ。
もしかすると「若い頃に果たせなった思いを実現するため」に人生を続けているのかもしれません。

ハーレーのりのおっさんと話すと「若いときには買えなかったハーレーも今なら手が届く!」と、カタチ討ち系の方多いです。

そして、人生を続けていると「カタキ討ちしなきゃいけないこと」、「宿題」がどんどん増えていきます。永遠に終わりません。

端的な表現で、これだけの思考を喚起する言葉がつまっている「871569」。
本棚にいれておいて、たまに読み返したくなる本です。

★楽天:871569
★Amazon:871569

▼箭内道彦さんの著書

| コメント(0) | トラックバック(0)
デザインとは、問題を解決するために思考や情報を整理して、コンセプトやビジョンを導き出し、最適な形にして分かりやすくその価値を伝えていく行為です。
... 中身の考え方を正しく表に表せているものが、デザインされたものということなのです。

佐藤可士和の超整理術」の続編ともいえる本です。

佐藤可士和の超整理術」が、「整理」に力点を置かれているのにたいし、今回の「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」は「整理」も含めて「創造的思考法」というより大きな概念が描かれています。

佐藤可士和氏が好きなので、彼の著作や、インタビューはよく読みます。
これまでの考えを彼自身のイラスト(かわいらしくてお気に入り)入りでまとめた感じです。

ブレのない人なので、今まで彼の著作を丹念に読んできた人にとっては、正直目新しいネタはないかもしれません。。。

イラスト入りでわかりやすいので、ものごとをビジュアルで捉える人、「はじめての佐藤可士和本」にチャレンジされる方には、「クリエイティブシンキング」のほうが読みやすいかもしれません。

楽天で「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」の詳細をみる
Amazonで「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」の詳細をみる

佐藤 可士和さんの著作・作品一覧


▼佐藤可士和氏関連の本


ライフデザイン・人生設計に効いた本一覧




柳井:いまのユニクロの最高水準をアピールした。とはいえ、ユニクロはユニクロ。その本質を掴んで翻訳できるのは、真のクリエイターしかいない。

佐藤:僕は、もともとあったユニクロの本質を磨き直しただけなんです。日本では、よくマイナスを埋めようとするけれど、ブランディングのダイナミズムは、プラスを伸ばすことで、マイナスを感じさせないところ。

SAMURAI設立から10年。
penが佐藤可士和さんの生い立ち、クリエイティブ哲学、手がけた仕事を一冊の本にまとめました。

佐藤可士和の超整理術」も読ませてもらってます。

可士和さんのクリエイティブ哲学は、いろいろな手段で「本質」にたどりつき、本質を的確な方法で表現すること、なのだと思います。

一言で言うとかんたんなのですが、これがそうとは行きません。
一般企業でwebの仕事をしているので、よーくわかります。

思わぬところからボスキャラが登場して、ちゃぶ台をひっくり返していくわけです。
ちゃぶ台を抑える腕力と反射神経がまだまだ足りません(T-T)

いやいや。ひっくりかえさなきゃ!という気にさせるものしか提案できないわたしが未熟なのです。

そんな情報の整理方法をまとめたのが前著(でしたっけ?)「佐藤可士和の超整理術」です。
図などもありますが、文が中心です。
情報の「超整理」に力点が置かれ、「超整理術」を説明するために具体的な事例が紹介されている、といった感じです。

今回の「1冊まるごと佐藤可士和。(2000ー2010)」は、産みだしたクリエイティブに力点が置かれています。

具体的なクリエイティブ(お店の内装・ポップ・ロゴなどの制作物)が掲載されており、それがどういう考えで産みだされたか?に力点が置かれています。

文章よりもビジュアルでものごとをとらえる人は、「1冊まるごと佐藤可士和。[2000-2010] (ペンブックス)」を読んでから「佐藤可士和の超整理術」を読んだほうが、頭に入りやすいかもしれません。

ちなみに、佐藤さん。
東京の大根生産地出身で、わたしと同郷です(-^〇^-) 嬉しいぞ。親近感がわきましたぁ。

※「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」は、買ってあるのですが、まだ読んでません。。。
これから読みまーす!

楽天で「1冊まるごと佐藤可士和。(2000ー2010)」の詳細をみる
Amazonで「1冊まるごと佐藤可士和。[2000-2010] (ペンブックス)」の詳細をみる

佐藤 可士和さんの著作・作品一覧


▼佐藤可士和氏関連の本


ライフデザイン・人生設計に効いた本一覧

大量生産が増えてくれば逆に芸術品の貴重さは増してくる
鞍や馬具の注文は目にみえて減ってきているけれど
そのぶん新しい製品を考えだして
職人たちの技術を守る......!

高級ブランドとして名高い「エルメス」の「社史」です。

竹宮恵子氏と「ブランドがブランドとして確立される過程」に興味があるので図書館で借りてきました。

エスメスの原点は、馬の鞍などの馬具です。
しかし、自動車の大量生産が始まるとともに、「馬具」の販売は右肩下がりになっていきます。

主力製品の需要が落ちれば「もう終わりだ」と絶望的になったりしそうですが、逆に「芸術品の貴重さは増してくる」と発想したところが、エルメス成功の秘訣なのかもしれません。

守るべきは「職人の技術」であって「馬具」のみに固執する必要はない。
「職人の技術を守る」ための新商品をつくって、原点の「馬具」を守ろう!と。

誇り高き鞍職人だった兄は「いまさら、鞍以外ものをつくれない」と去ってしまうのですが。

原点を守るためにも、変わろうする姿勢。
守るべき頑なさと、変化していく柔軟さとのバランスがブランドがブランドとして成立する要素なのでしょう。

何でも、「エルメス」の社長さんから直々に、仕事の問合せがあった時、書き手の条件が「馬に乗れる人であること。馬が描ける人であること」だったそうです。

「馬」にこだわるエルメスの精神がこんなところにも表れていますね。

楽天で「エルメスの道」の詳細をみる
Amazonで「エルメスの道」の詳細をみる


竹宮 恵子先生の作品一覧

竹宮惠子(竹宮恵子)先生のマンガの感想・レビュー

風と木の詩地球へ…ファラオの墓天馬の血族エルメスの道イズァローン伝説


竹宮惠子(竹宮恵子)先生の本の感想・レビュー

マンガの脚本概論


▼竹宮惠子(竹宮恵子)先生関連の本


【電子書籍/電子コミック】で読むことができる竹宮恵子先生の作品

ライフデザイン・人生設計に効いた本一覧

「らしさ」をつくる最大のメリットは、持続的競争優位性と呼ばれる長い間他のライバルに模倣されない点にこそあるのである。

「ブランディング」というのは、そのものらしさを自覚・他覚してもらうことなのだと思う。

web担当として、数社で働いているので「ブランディング」がうまくいっている会社も、うまくいっていない会社も見てきました。

「うまくいっていない会社」の共通事項は「競合他社」に振り回されています。

「競合他社調査」を一生懸命にして、上層部に分かるように数値化して「うちは競合とくらべてここが弱いです」「ここが強み」と「市場の中でのポジション」を弾きだし、「ここを売りにしましょう!」としてブランディングをしていきます。

「創業者の想い」だとか「そこで働く人の気もち」だとか「会社(商品)の方向性」なんかは気にしていません。むしろ、そういったものを「主観」として排除して「客観的に」ブランディングをすすめようとします。(そしてポシャります。。。)

逆にうまくいっている会社は「これはうちにふさわしいものなのか?」と自問する習慣あります。そういう会社で「競合他社がこうだから」という台詞をきいたことがありません。

「競合他社を基準に考える」のと「自分を基準に考える」のとの違いだと思います。
「ブランディング」がうまくいっており「持続的競争優位性」をすでに確保しているからこそ、他社を気にしなくてよい状態にあるのかもしれないのですが...。

「差別化しなきゃ」といっている時点で負けているのかもしれません...。

今勤めている会社は「ブランディング」がうまくいっておらず「他が何をやっているか?」を調べるのにエネルギーを使っています。

その前に「いまあるうちのよさ」を見直した方がよいと思うのですが、「そんなの思い込みじゃん」「客観的数値による判断をしていこう」という声の前に一蹴されてします( ̄Γ ̄)

まあ、できる範囲で、できることをしていこうと思っています。。。

⇒楽天:ブランドらしさのつくり方
⇒Amazon:ブランドらしさのつくり方―五感ブランディングの実践


一般企業のweb担当者のお仕事日記


今回取り上げたクリエイターの多くの仕事において、「日本のもの作り」が今ひとつ強みを発揮できない「伝える」ことの重要性に思いは及ぶ。伝わって認知してもらうこと、手にいれて使ってもらうこと、そこまでの道筋を、誰がどう作っていくのかーそのためにメディアができる仕事は、まだまだあるのではと強く感じた。

気鋭のマーケッター:川島蓉子さんが5人のクリエイターを追うことで、現代の市場における「日本」の価値を、改めて見直してみたいという意図で描いた本です。

川島さんのご指摘のように、確かに「伝えること」が上手な方は少ないように思います。

その以上に「伝えるほどたいしたものではない」「当たり前のものだから大きな声で主張するべきではない」と作り手が思っているのが原因の気もします。

クリエイターさん、という訳ではありませんが、北海道にツーリングに行ったときのことを思いだします。

ある海産物加工工場の一角が売店になっており、特産の海産物入りの大きなお握りを売っていました。ライダーさんの間では、口コミで知られています。

天気もよかったので、駐車場でハレ吉君(オートバイ)のそばで、お握りを頬張っていました。ジモティらしきおじさんが「どこからきたの?」と声をかけてきたので、少し話をしました。
私:東京からです
おじさん:それはそれは、はるばる遠くから。なーんもないとこなのに
私:えっ。澄んだ空気と青い空と、広い道と、おいしい食べ物があるじゃないですか!
おじさん:都会の人は、そんなのがいいのかね?でも、なにもないよ
私:...それがいいんですよ...

訳のわからない会話になりましたが(汗)、おじさんにとってはこの素晴らしき環境が当たり前過ぎて「あるもの」に気がついていないようでした。

謙遜もあるのでしょうが、こんなに豊かな土地なのに「何もない」って、いっぱいあるじゃん!!と不思議に思いました。

このようなことはよくある話なのではないでしょうか?

いいものをもっているのに、本人たちがその価値に気がついていない。
当たり前過ぎて「何もない」と思っている。
価値に気がついていないからこそ「伝えよう」という意志が湧いてこない。

本人たちが気がつかないなら、第3者が価値に気がつき、尊敬の念を払いつつ広めていかなくてはなりません。

微力ながら力になれることはないかしら?

★楽天:ブランドはNippon
★Amazon:ブランドはNIPPON


keikeiakaka
管理人:けいけいあかか
自称:ライフデザイナー。 やりたいことが多すぎて、 人生の秋休み中。 節約&エコ&本&放浪好き。 2011年夏に日本一周を達成。 次は世界一周を夢見つつ webサイトの更新をする毎日です。


アーカイブ